聖心ウルスラ学園付属幼稚園

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おしらせおしらせ

3月「園だより」」より
2024.03.04(月曜日)

 五ヶ瀬川沿いのコノハナロードでは、河津桜や菜の花が満開を迎え、春の訪れを知らせています。

 幼稚園では、3月3日の桃の節句に向かって、クラス活動の時間におひな様を作りました。

 日本では、年中行事として、正月、節分、桃の節句、彼岸、花見、端午の節句、七夕、お盆、月見、七五三、大晦日などがあり、私たちの生活のリズムとなっています。

 ある調査によると、年中行事をよく行っている家庭の子どもは、積極性があり前向きの傾向にあるとのことです。次は何があるという季節感、準備しようという親子ともどもの楽しみやワクワク感、家族でのお祝い、気持ちの切り替えなどがそうさせている一因かもしれません。楽しいひな祭りを迎えましょう。

 おひな様の頃から、年長さんは卒園式の準備に入っていきます。園生活の長い人は6年間、短い人でも2年間幼稚園で過ごした子どもたちです。 年長さんは、年少さんたちのお世話やお友だちを大切にしながら、敏感期最後の自分を伸ばすお仕事に取り組んできました。二学期頃になり背も伸び精神的にも違いを感じられるようになりました。

 これからは、自分の成長のために自ら学びを求めていた幼児期から、先生から指導を受けて学ぶという児童期に入ることになります。幼稚園で培った自己教育の基礎が小学校で発揮できるようにと思っています。

 0歳から6歳までの子どもたちの成長は、植物が発芽し成長していくように、日々みられます。特に、保育部の子どもたちには驚かされました。D組や年少、年中の子どもたち、1年たつとこんなに成長するのかと、子どもたちの外遊びでの体幹の安定、言葉での表現と会話などで感じ取れます。

 この一年間、保護者の皆様には、園の保育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございました。職員一同心から感謝申し上げます。